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森ノ宮適塾研修会

下記の要項で森ノ宮適塾第3・4・5回研修会を参加応募を受け付けています.

今年度は6月に通算第3回,11月に通算第4回,1月に通算第5回の森ノ宮適塾研修会を企画しました.それぞれ,『理学療法のコツを探る』『理学療法の基礎を探る』『理学療法の未来を探る』とテーマを設定し,テーマに見合った先生方からの講演を頂き,参加者の皆さんと共に,理学療法の知識や技術の向上に励みたいと思っています!

どの講習会も定員200名の先着順になっておりますので,お早めにご応募下さい!!

この度、森ノ宮医療大学卒後教育センターはrehabilitative ultrasound imaging(RUSI)を広めるべく、臨床現場の理学療法士、作業療法士、鍼灸師、柔道整復師等を対象にしたワークショップを開催したいと考えております。

近年の超音波画像診断装置(US)は高画質化、優れた時間・空間分解能から臨床現場で用いられることが多くなりました。また、USはほぼ無侵襲で、リハビリテーションの対象となる組織を可視化できます。欧米では、2006年からUSをリハビリテーションの評価や治療に用いることをRUSIと呼び、特に体幹筋に対するUSを用いた評価やバイオフィードバックの有効性は報告されております。一方で、我が国におけるリハビリテーション領域でのUSの現状は、注目を集めているものの、まだまだ広まっているとは言えません。この背景には、(1)USをリハビリテーション領域で使用することの利点が十分に理解されていない、(2)リハビリテーション領域でUSの使用に関する知識がない、の2点が考えられます。(1)については、RUSIのエビデンスは報告されているが、全て英文の雑誌であり、和文で書かれているものはありません。そのため、多くの臨床理学療法士の目に触れていないことが考えられます。(2)については、実際に院内にエコーはあるものの、その使用法を理解していない、および撮影したとしても、何が写っているかわからないため、USから距離を置くことになると考えています。これらの問題点を解決することでRUSIがセラピストに広まると考えています。

森ノ宮医療大学では「臨床に優れ、かつ豊かな人間性に裏打ちされた医療人を育成する」という建学の精神に基づき、2015年より卒後教育センターを設置し、卒業生のみならず、近畿圏の理学療法士、鍼灸師、看護師に対して垣根を越えた卒後教育を実施しています。そこでRUSIのワークショップとして、(1)USの特徴と使用方法、(2)RUSIの最新の報告、(3)運動器のUSの撮り方についてのワークショップを実施したいと考えています。従来の整形外科領域でのUSは主に関節およびその近傍を対象としていました。しかしリハビリテーションでは筋や筋膜などの組織を広く診られる必要があります。そのような観点から、リハビリテーションに関わるセラピストに特化したUSのセミナーの必要性があると考えています。

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